アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ作品22 Lang Lang
この曲もとても素敵。私は反田恭平さんのリサイタルのアンコールでこの曲を聴いた。やはりとても素敵だったのを覚えている。またまたLang Langですが(好きなのですみません)、
「Lang Langと言えば有名なピアニスト」
というのは、実は今年に入り知ったこと。
クラシックが好きな人ならおそらく誰でも知っているということを知ったのも最近で、私は愕然とした。
SNSでも、ブログでも、「ランランは有名だから」と言っている。私は、彼が日本にも何度も来ていることも知らなかったし。それはそうだろう、ランラン自体知らなかったのだから。
なんだか、私、山から降りてきた人みたいだ。
彼が日本を訪れたりして、日本のドラマの関係などで盛り上がっていた頃、私は一体何をしていたのだろう、と考える。山にいたのだろうか??
もっと早く知っていればな、と思った。
でもそういえば、記憶を辿ってみれば、真相は分かった。
クラシックという音楽でさえ、遠い世界の全く違う場所にいた。
もう素晴らしい!
いっそのこと、Lang Lang に恋をしてとか、タイトル変えちゃおうかな。
いつの間にか変わっているかも。
でも残念だが、時々登場させるくらいで我慢しておくことにする。
他にも書きたいことあるから。
彼の何が魅了するのか、さらに追及していきたい。
いまなぜ私はLang Langなのか。
彼がいま、ヒーロー的な存在から、一つ落ち着いてピアニストとしての独自の経験や感覚がさらに研ぎ澄まされてきている時期ではないか。それがゴルトベルク変奏曲だったりする。そんな彼を、私は今知ることができて嬉しい。
いまこそ確立された「ピアニストLangLang」を世界のランランから伝説のランランになって欲しいと思う。
Lang Langの素敵なアルバムはいっぱいあるけれど、
ランランを知らなかった私が初めて買ったCD『LANG LANG PIANO BOOK』は画期的な一枚だと思う。子供の頃弾いた曲、聴いたことのある曲が流れるような曲として、彼みたいな名プレイヤーが弾けばまた心に染みるし、また弾いてみたいなと思わせられる。そうやって慣れ親しむこともできる。
これは唯一無二なのではないだろうか。
LANG LANG ”PIANO BOOK ”
彼のCDジャケットはどれも素敵だと思う。プロデューサーがいいのだろう。(ピアニストらしくないジャケットがいい。あくまでファンだからそう思う)
彼のファンの方がいたら、とにかく嬉しい。
確立されたLangLangがこれから、どのような「伝説のピアニスト」になっていくのか楽しみでならない。