この場合の苦しみとは、「文章」をつくり出す産み、「作品」をつくり出す産み、「原稿」をつくり出す産み、のことだ。
ただ簡単に作り出されたものは、再度見ればつまらなかったりする。
それもそれでとてもつらい。

本当に苦しい。いつもながら。終わった後は楽になるけれども、今回は最終目標(出版)が達成できなければ、楽にはならない。
ここまでやってきたのだから、最後まで完璧にしたいけれども、限界はある。
でも、限界ってなんだろう。自分で決めた限界なんて「限界」っていうのかな。
また、原稿と向き合えば、産みの苦しみが待っている。さしあたって考えた言葉はだめ。絶対。必ず見抜かれる。
本当は怖いんだけどね。結末が。
まだやってもいないのに結末考えてる。
このままじゃいけない。
じっくり時間かけて、いいものを作る。
焦る必要もないのかな。
それだけが唯一救いかもしれない。

