グリーフを抱えた人に寄り添う。

「グリーフケア」をご存知だろうか。グリーフとは悲嘆や喪失をいう。つまり大切な人を失い悲嘆や喪失を抱えた人に寄り添い自立できるようサポートするケア。

私はこのグリーフケアについて全く知らなくって、インスタグラムで昨日真っ先に見た投稿が「グリーフケアを2年間学び臨床傾聴士になった」という女性の投稿だった。心に刺さるものがあったので、すぐに「グリーフケア」をGoogle検索して、どういうものなのか調べてみた。

とても深かった。私は先日我が子のように可愛がった愛犬を亡くし、虚無を感じることが度々あったので、なんだかしめし合わせのような気もした。グリーフケアには人間だけでなく、ペットロスも含まれるとあった。ただ人の心のケアほど難しいことはないことを重々わかっている。私も躁鬱がひどかった頃、夫をはじめ主治医や周囲にどれだけ助けられたか。

私も誰かのサポートができたらなどと考えているが安易なことかもしれない。でも最近思っていたことは、傾聴が本当に大切なことだということ。

臨床傾聴士はただただ傾聴していればいいわけではない。自立までサポートすることは本当に容易なことではないはず。私が調べたグリーフケア養成講座には宗教や思想、文化など専門的なことも学ぶとあった。大学の講義のようだ(実際、ある大学の研究所です)。それだけに生半可な気持ちで受講なんかできないし、講義を受けるためには自己紹介文や小論文の提出もあるという。グリーフケアは他人と向き合うことはもちろんだが、自分と深く向き合うことがまず大事だと思った。

いずれにしても、私はまだまだ人としてどこか成長が止まっているような人間なので、その中途半端さをクリアにさせたい。いずれ、このグリーフケアができるような深い人間になれたらいいなあと心から願う今日この頃。

日々勉強だー。机に向かうことばかりが勉強じゃない。どうあるべきか。どうありたいか。楽しくね。

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