前回のお題に続いて、2回目。
私は、正常と異常の間を行ったり来たりしている。いや、異常と言われたこともある。
そもそも、正常と異常とは何か考える。
正常とは、人が「普通の神経」をしていることか。では普通とは?
人がそれをみて「意識」しないこと。主体に対して「思考」を持たないことかな。
じゃあ、「思考」を持った時点で「異常」なのだろうか。いや「異常」ではないが、「普通」でなくなる可能性はある。正常だと思っていたのに「思考」が絡むと「普通」でない論点が出てくる。ちなみに「普通」と「正常」は違う。
たとえば駅のホームである女性が背を向けて立っている。
髪の長い女性。正面からの姿はわからない。コートを着ている。髪の長い女性はよくいる。コートを着ている女性も少なからずいる。
その女性は「正常」と思われる。なぜなら、誰もが彼女を意識したり、彼女に対し感情などもったりしないまま、後ろを通り過ぎてゆくからだ。
しかし、こんな光景を人が見たらどう思うだろう。
彼女が振り向いた時、彼女はコートの下は裸体を晒していた。
誰もが女性を意識し、人の思考は働き出し、考えはじめ、嫌悪感であったり興味といった感覚や感情が湧き出る。
その時女性は「異常」になるに違いない。
「正常と異常」の間には常に「思考」がついてくるのかもしれない。
「思考」が働くか働かないか。
ちなみに、私の考え方や行動は突拍子もないこともあり、若い頃は、思いついたら国内線や国際線の飛行機に乗っていたり、夜行バスはよく乗った。好きな土地へ行っていた。これらは全て好きな当時好きだった男性のため。突拍子もない仕事のために新幹線に乗り出稼ぎに行った。これらはよくあることだ。
だから「正常」なことかもしれない。
