本に囲まれた部屋っていいよね。

本に囲まれた部屋っていいよね。私は思うのだ。

先日亡くなられた、作家の立花隆さんが写った写真の後ろには、たくさんの書籍が本棚に並べられていた。知の巨人なのだから、当然と言ったら当然なのだろう。

私は「アレ」に憧れる。壁一面の本棚に埋め尽くされた書籍。

などと言って、決して読書家ではない。本が猛烈に好きなわけでもない。ただ言えるのは、本は私にとって「読み物」というか、カッコよく言うが「知識を蓄える辞書」なのかもしれない。だから立花隆さんの「知の巨人」には鋭く反応したのかもしれない。

もちろん立花隆さんは本だけで「知」を築き上げたわけではないのだろう。耳から入る情報もそうだし、体験から得る情報もそう。でもここでは、私は「本」の話をしているので「本から得る知」を書いている。

何度も言うがあの「本棚」に憧れるのだ。うちにも本棚はある。細い本棚と、オーディオが一緒に入ってしまっている本棚。その本棚には洋書も入っているので、単行本の入るスペースは狭い。文庫本は細い本棚に入っている。

将来、夢の部屋がある。

壁一面の本棚があって本でいっぱいになっていて、それからピアノがある部屋だ。ピアノはできればグランドピアノがいいが無理ならアップライトでも構わない。ピアノの上にもやっぱり楽譜が積まれているのがいい。

部屋は狭くていい。

小綺麗でなくても構わない。

大切なものだけあればいい。

なんだかそんな仕事部屋に憧れる。

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