どうせなら100%にするための技法。

私はいちおう文章を書いているが、タイトルに「文章」の文字はあえて入れませんでした。これから話すことは、一つのことに限らず、多くのことに当てはまると思うから。

それは何か。

文章についてや、他ジャンルの人たちからパフォーマンスを100%の出来にしている技法を考えてみた。

100%のパフォーマンスを出すために、共通していることがある。もしくは共通させることができる言葉がある。それは「美しさ」だ。見た目だけの「美しさ」ではない。じゃあ、美人や美男子。といった話ではないのですが。

その「美しさ」とは最高峰の人が最高に厳しい複雑な状況にいるときに必要とする直感であり、そこに「美しさ」を見出せるかどうかである(この内容に関しては、また後日書きます。わたしもテーマにしたいので)。

まず、フィギアスケートの選手。羽生結弦選手である。

たった一人でリンクの中で滑る姿は、美しくもあるが、アスリートそのものの姿がある。

それと、リンクでの究極な精神状態と思考の中、それこそ考える「美しさ」を備えて滑る姿は楽しんで滑っている。「楽しんで滑って」の意味は、「競技」ではなく「自分を創り上げること」である。

つまり、誰かに負けないために競うのではなく、自分の向上心のためにたたかっている、ということだ。

世界選手権2021の時の羽生結弦選手

そう、わたしは羽生結弦選手を見るたび思っていたのは、「滑ること」すべてを自分のものにし、「喜び」でいるということ。それは見られることの快感だと思う。創造することを楽しむことができる、ワクワクすることができるそのような人ではないだろうか。それは才能もあるのかもしれないし、自分に限界を作るわけではなく、自由に自分を高められる人。アスリートにして、アーティスト。

どんなに練習しても舞台では100%の出来にするのが難しそうなフィギアスケート。先日、世界選手権2021が行われていたが、選手たちは優雅に滑っているけれどもアスリートとしてかなり鍛えて大会に臨んでいる。なのに、100%の結果が出るかといったら、わからない。たとえ100%の練習を積んできても、力を出していても、思うような結果が出ないなど本人たちにしてみたら結局結果が全てなので、相当な精神的にも耐えられるよう鍛えているのだろう。

ちなみに、(わたしの好きなピアニスト)Lang Lang(いやランラン に限らず)だったら、今日の演奏は最高だった、とか、いつも演奏は完璧な出来、つまり100%の出来にしなければ、それは世界的ピアニストと称されないのかもしれない。自分のパフォーマンスのために常にウォームアップさせているのだろう。いや、させているのをSNSで見た。

またもや世界的中国人ピアニストラン・ラン

「自分はそれだけの練習をしてきたのだから」と物事に取り組むことは、最高峰にいる人には必須である、と言い切れる。

わたしは自分の書いてきた過去のブログを読めば、ただの記録でしかなく、誰が読むわけでもないと思って書いていたので、「ただのメモ書き」のようなものだった。書いたものを読んでいると、今まで書いてきた中で、お気に入りの記事はまだない。強いていえば、LangLangのことを書いた投稿ぐらいだろうか?すみません個人的な好みで。クラシック好きな方ぜひご覧ください。それにしても、あの投稿の内容すら中途半端に終わらせてしまっている。

話はさておき、

まずは、文章って「100%の出来!自分の文章って完璧。自分の文章いいよね。」って思う人はどのくらいいるのだろうか。

本のジャンルにもよるのかもしれないが、やはりいい文章といえば小説。わたしは昔「美しい比喩表現」を考えたりしたことがある。

わたしは「文章とは”芸術”だ」と思っていて、「比喩表現」といえばもう、高度な芸術の技能とさえ思う。この「比喩表現」を巧みに使う、「凄い文章界の芸術作家(わたしがそう称している)」といえば、たくさんの作品や人名が出てくる。わたしに文章の比喩的表現を指導してくださった方がいた。その方は、吉本ばななを絶賛していた。それから、やはりネットでもよく目にするのは村上春樹で、比喩表現を巧みに扱う作家である。

これはもう、センスの趣味趣向(書き手にも読み手にも)もあるから、もしかしたら、村上春樹もセンスをアップデートさせたら、その時は今度こそノーベル文学賞ものかもしれないと、最後は勝手に考えてみた。

ところで、日本は国をあげて、国民に芸術を身近なものとして、親しんでもらうために、コンサートやイベントをもっと大々的にやってほしいと思う。もちろん、心からのコロナの収束を願っての話だ。

わたしも、もっと思考を深めて おもしろいこと考え、書きたいと思う。それには学習はしなければいけない。

今日は「休日」ですが、いまだに私のブログのジャンルが見えてこないですね……。何かご意見等ございましたらコメントください。

今回もお付き合いくださりありがとうございました。

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