そして、メルカリ。

ついに、メルカリでモノを売ってみた。面倒そうなのでなかやる気にならなかった。わたしは精神的に気分が悪くなると、物欲というか、モノに対しての執着がなくなって、周りにモノがあることでさらに気分が悪くなる。これはいいことだが、調子が悪いのだからあまり歓迎しない。で、調子が良い今の時期に売ることにした。わたしが出品するものは、洋服が主。もうわたしの年齢的にも体系的に似合わなくなった服が、いまだにクローゼットを占領していた。

それにしても、思う。「モノは少ない方がいい」と。どこかに行かなくてはならない時がいつ、どんな時に来るかわからないし。

さっそく試しに売ってみたのだが、お金儲けのための値段をつけると売れないことがわかった。ジャンク品扱い程度の金額をつけて出品してみた。いきなり質問が3件ばかりきた。すぐに売れるのかと思いきや、しばらく携帯は静かだった。3時間ばかりで、買い手がついた。

でもストレスになるくらいなら、いっそ売ってわずかなお金でもなる方がいい。いや、わたしの過去の服やら靴は「それなりの値段」がしたモノが多いのに、10年も経てば、二束三文なのである。だが、欲をかいてはいけない。

それより、感心したのは、このメルカリのシステムを考えると、キャッシュレスの時代なんだなあと、つくづく思った。スーパーもそうだ。ポイントカードをつくって、地道にポイントを貯めてそれが現金として使える。

なんとなく、メルカリのシステムって、ヤフオクの欠点をついて出来た感がある。

そしてわたしは、ダイソンのドライヤー5万円なるものを購入した。現金は使っていない。売ったお金で、購入した。ちょうどドライヤーが壊れていたので、よかった。なかなか良いものを買えたと思う。現金だったら、買わなかっただろう。

それにしても、「財布持たずにキャッシュレス(?)」なんてかっこいいし、「忘れるときは出かけずに(古い。あれ?出かけるときは忘れずに?)」なんてキャッチーだったと改めて思うけど、まだまだ現金は手放せない。

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