私の家の前にはわりと大きな公園がある。子供の声がよく聞こえてくる。この、子供の声が聞こえてくるこの生活が、私はとても気に入っている。その子供たちの将来を案ずる事もあるが、今はこの平和でやすらぎなこの場所に生きていることをありがたく思う。世界を震撼させた出来事も、意味のあることとし、私たちは何をするべきなのか。人それぞれが違うことを考えるだろう。
何となくこの日本が変わってくれることを願っている。願っているというか、大きなことを言えば、この全世界の「何か」が変わっていくのだろう。それはいいことなのか、どんなことなのか、わからない。世界に広がっていった、新コロナウイルスがどれだけの人の命を奪っていったか。
花好きの私は、机の上にいけてある花を見ていると、物憂気に咲いているようで、そんなことを考えてしまえば、身上は穏やかでなくなる。だが、私が勝手に物憂気に咲いているように感じているだけで、そんなことは誰にもわからない。平和のようでいて、多くの零細企業の人たちがあちこちで毎日苦しい思いをしながら生きている現実を、今回のコロナ禍で浮き彫りになった。国は大きな課題を、早急に取り組まなければならない。
多くの人の苦しさを素通りするわけにはいかない。
