髪技を見入る。

髪をかなり短く切った。30㎝くらいは切っただろうか。私自身とても気に入っている。ロングの髪をばっさり切ったら、「ん?私、アヌーク・エーメ?『男と女』?」なんて、思ったくらい、「髪型」が似ていた。ちなみにアヌーク・エーメはフランスの女優『男と女』は彼女が出ている映画だ。というのも、いつも担当してくださる方は最近パリコレに行ってらした美容師さんだ。なおのこと「アヌーク・エーメ」を想像してしまった。こんな感じの髪型。もちろん、私がお願いした訳ではない。「髪型がたまたま似ていた」。

まさにこんな髪型

髪を切る決心をしたのは、美容室に行く電車の中だった。迷いはなかった。

ところで、私は美容室に行くとなぜか萎縮してしまう。綺麗に、美しくなるために行くのだから、楽しい場所ではないだろうか。もちろん、美容室では静かに過ごしたい、という人もいるだろう。私はと言えば、挙動不審だろうか。あまり鏡にうつった自分をまじまじ見ることは出来ない。だから、落ち着かない。だが、美容師さんの手捌きは見入るものがある。まさに髪技。素晴らしい。

そんな私も、美容室を出れば変わった自分に嬉しくなるのだが。

それにしても、広いスペースにお客さんは私ともう1人だった。帰りの日比谷線も空いてたな…

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