私は本をほぼまともに読まない。というと語弊があるが小説はおもしろいものなら最後まで読み切る。でも「読書」に執着がないのか、おおよその本は、最後まで辿りつかない。斜め読みというか、逆からながめてみたり、気になるところだけ読んでみたりする。でも、興味ある本はとりあえず見たい人なので、そんな本が山積みになっていく。だから「読めないコンプレックス」というのがあって、まともに読んでいないから筆力に欠けるのか、などとしょっちゅう落ち込む。
本をよく読む人は、文章の流れも美しい。安心の安定感がある。
ところで最近、なぜか「日本語の美」というワードで漠然と検索してみたら、ドナルド・キーンさんの本「日本語の美」が出てきた。知らなかっただけに何かの縁を感じた。キーンさんと言えば、家にもあるオペラの本であるがこちらはまだ表紙すら開けていない。興味を持ち、さっそく購入した。常にバッグに入れて持ち歩いている。ひとつの見出しが短いから、ふとした時に取り出して、ページを広げるとそれが何か書くヒントになったりすることもある。まあ私の場合、ここでそんな難しい話はしない。なんと言っても「読めないコンプレックス」があるから。
ところで、今日はこんな日記を書いているが、今回も「誰に向けた」文章でもなく、また情報をかき集めて、ブログに載せたい。と言いますか、何かにのめり込んでいる面白いモノ、もしくはコトを収集し披露したいと思っているのだが。
それから、願わくば、優しく美しい心の持ち主でありたい。
結局最後、これが言いたかったのだ。
